Excelでデータを整理していると、
「同じデータが何件も入っている……」
「重複している行だけ見つけたい」
「間違えて必要なデータまで消しそうで怖い」
ということはありませんか?
特に、顧客リストや売上一覧などデータが増えてくると、重複を1件ずつ目で探すのは大変です。
そんなときは、ChatGPTに「Excelで何をしたいか」を伝えて、必要な方法を教えてもらうことができます。
たとえば、
ExcelのA列に商品名が入っています。
同じ商品名が複数あるので、重複しているデータを見つけたいです。
Excel初心者にもわかるように手順を教えてください。
という聞き方でOKです。
この記事では、ChatGPTを使いながら、Excelの重複データを見つける・確認する・削除する方法を初心者向けに解説します。
Excelの「重複データ」って何?
重複データとは、同じ内容が複数回入力されているデータのことです。
たとえば商品一覧に、
| 商品名 | 日付 | 売上 |
|---|---|---|
| りんご | 4/1 | 1,000円 |
| みかん | 4/1 | 800円 |
| りんご | 4/1 | 1,000円 |
と入っていたとします。
もし3行目が間違えてもう一度入力されたデータなら、重複している可能性があります。
ただし注意したいのが、
「同じ商品名=必ず重複」ではない
ということです。
同じ商品が別の日にも売れているなら、それは正しいデータかもしれません。
そのため、重複を削除するときは、
何が同じなら重複と判断するのか
を最初に決めることが大切です。
ChatGPTに重複データの見つけ方を聞いてみる
Excelの機能や関数がわからなくても問題ありません。
たとえば、
Excel初心者です。
A列に商品名、B列に日付、C列に売上金額があります。
同じ商品名が複数入力されているか確認したいです。
重複している商品を簡単に見つける方法を教えてください。
と質問します。
ポイントは、単に、
重複を消したい
と聞くのではなく、
「どの列に何が入っているか」
「何を重複として扱いたいか」
まで伝えることです。
そうすると、自分のExcelに合った方法を教えてもらいやすくなります。
方法① 条件付き書式で重複を見つける
「まず重複しているデータだけ確認したい」
という場合に使いやすいのが、Excelの条件付き書式です。
条件付き書式を使えば、重複している値に色を付けて見つけやすくできます。
ChatGPTには、
ExcelのA列に商品名があります。
同じ商品名が複数ある場合、そのセルに色を付けたいです。
条件付き書式を使う方法を、初心者向けに1ステップずつ説明してください。
と聞いてみましょう。
ここで重要なのは、いきなり削除しないこと。
まず、
重複を見つける → 内容を確認する → 必要なら削除する
という順番にすると、必要なデータを誤って消すリスクを減らせます。
方法② COUNTIF関数で重複を確認する
関数を使って重複を確認する方法もあります。
たとえばA列に商品名が入っている場合、
A列の商品名が何回出てくるか数えて、重複を確認したいです。
COUNTIF関数を使う方法を初心者向けに教えてください。
とChatGPTに質問できます。
たとえば、
=COUNTIF(A:A,A2)
のような数式を使う方法があります。
この場合、A2の内容がA列全体に何回登場するかを数えられます。
「2」以上なら、同じ値が複数存在していると判断する材料になります。
数式の意味がわからなければ、
この数式の「A:A」と「A2」が何を意味しているのか説明してください。
と聞けばOKです。
答えだけでなく、数式の意味まで聞けるのがChatGPTを使うメリットです。
方法③ Excelの「重複の削除」を使う
重複していることが確認できて、
「本当に不要なデータだから削除したい」
となったら、Excelの重複の削除機能を使う方法があります。
ただし、ここは特に注意が必要です。
削除する前に、
元データをコピーして残しておく
ことをおすすめします。
そのうえでChatGPTに、
A列に商品名、B列に日付、C列に売上金額があります。
商品名・日付・売上金額がすべて同じ行だけを重複として削除したいです。
Excelの「重複の削除」を使う手順を初心者向けに教えてください。
と質問します。
ここまで具体的に伝えることで、
「商品名だけが同じ」
のか、
「商品名・日付・金額まですべて同じ」
のかを区別できます。
これはかなり重要です。
「何を重複とするか」をChatGPTに相談する
実際の仕事では、
「どこまで同じなら重複なの?」
という判断自体に迷うことがあります。
たとえば顧客リストなら、
- 名前
- メールアドレス
- 電話番号
- 顧客番号
など複数の項目があります。
同姓同名の別人もいるため、名前だけで削除すると危険です。
そんなときは、
顧客リストの重複を確認したいです。
名前、メールアドレス、電話番号、顧客番号があります。
どの項目を使って重複を判断すればいいか、考え方を教えてください。
とChatGPTに相談できます。
ChatGPTに削除を丸投げするのではなく、
「どう判断すればいいかを一緒に考える」
という使い方もできます。
うまくいかないときは画面の状況を具体的に伝える
ChatGPTに方法を教えてもらっても、
「説明どおりにやったけど、できない」
という場合もあります。
そんなときは、
条件付き書式を設定しましたが、重複していないセルにも色が付きます。
A列には商品名が入っています。
何を確認すればいいですか?
のように、現在の状況を伝えてみましょう。
また、
手順3の意味がわかりません。
もっと簡単に説明してください。
でもOKです。
一度で解決しなくても、わからないところだけ追加で質問することができます。
ExcelファイルをChatGPTで扱うときは注意
ExcelファイルそのものをChatGPTで扱える環境もありますが、仕事のファイルを使う場合は特に注意が必要です。
Excelには、
- 顧客の個人情報
- 社員情報
- 売上情報
- 取引先情報
- 社外秘情報
などが入っていることがあります。
会社のルールを確認せずに、そのまま入力・アップロードするのは避けましょう。
練習するときは、
実際の名前 → 顧客A
実際の会社名 → A社
実際の売上 → 仮の数字
のように置き換える方法もあります。
ChatGPTの回答をそのまま実行しない
もう1つ重要なのが、ChatGPTの回答が必ず正しいとは限らないことです。
特に「重複の削除」は、間違えると必要なデータまで消してしまう可能性があります。
そのため、
① 元データを残す
↓
② 重複候補を確認する
↓
③ 削除する
↓
④ 結果を確認する
という流れがおすすめです。
ChatGPTは、
「Excelを代わりに全部やってくれる存在」
というより、
「困ったときに方法を一緒に考えてくれるアシスタント」
として使うと安全です。
ChatGPTへの質問例|そのまま試してみよう
最後に、初心者でも使いやすい質問例を1つ紹介します。
Excel初心者です。
A列に商品名、B列に日付、C列に売上金額があります。
同じ商品名・日付・売上金額がすべて一致している行を見つけたいです。
まず重複している行を確認してから、不要なものだけ削除したいです。
Excel初心者にもわかるように、手順を1つずつ説明してください。
このように、
今の状態 → やりたいこと → 条件 → 説明してほしいレベル
まで伝えると、回答を得やすくなります。
まとめ|Excelの重複は「まず見つける」から始めよう
Excelに重複データがあると、1件ずつ確認するだけでも時間がかかります。
そんなときはChatGPTに、
「Excelでこうしたい」
と普通の日本語で相談してみましょう。
重複を整理するときは、
条件付き書式で見つける
COUNTIF関数で確認する
Excelの重複削除機能を使う
といった方法があります。
ただし、一番大切なのは、
いきなり削除しないこと。
何を重複として扱うのかを決めて、必要なデータではないことを確認してから削除しましょう。
Excelでわからないことが出てきたとき、
「これ、ChatGPTに聞いたら解決できないかな?」
と考えるだけでも、仕事を少しラクにできます。
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